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Crystal Quartz>
zカット水晶
水晶には結晶軸に沿って様々な物理特性や光学特性が変化する性質があります。
Zカット水晶では、テラヘルツ検出において高い透過性と加工しやすさに定評があり、比較的用いられやすい結晶材です。
透過率と屈折率
透過波長領域40~100umの範囲において85%を超える透過率があります。
屈折率が特定方向に一定です。そのためTHz波が均一に安定して伝搬が可能となります。
光学特性
水晶はカット方向によって光学特性が変化します。
中でもZカットはTHz領域において屈折率の均一性が優れています。
よって検出や測定、生成に対して信頼度が高い傾向があります。
結晶の均一性
一軸性を持つ水晶なので、THz波の影響が受けにくく透過しやすいため用いられます。
zカット水晶光学特性
透過範囲 | 0.18~3.5um(光学系) 40~100um(THz系) |
---|---|
透過率 | 0%at40um 50%at50um <85%at100-1000um |
屈折率 0.6um |
No:1.54421 Ne:1.55333 |
反射ロス | 8.8%at0.6um |
吸収係数 | N/A |
- 上記は参考値です。保証値ではありません。
- 物理特性は圧電水晶にてご参照ください。
御見積方法:
希望するZカット水晶のサイズを指定してください。数量によって単価は変動します。