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Piezoelectric(圧電結晶)>

GaPO4圧電素子-リン酸ガリウム

単結晶基板

オーストリアにあるPIEZOCRYST社製GaPO4単結晶をご提供しております。

自然から産出していない非常に貴重で入手困難な結晶です。
弊社では世界で唯一製造しているオーストリアにあるPIEZO CRYST社と提携し、
GaPO4単結晶や類するセンサーを日本国内に販売しております。

結晶構造は石英(水晶)と非常に類似しており、ケイ素がガリウムやリンで置き換える
ことによって石英の2倍の圧電効果を有します。
970℃まで相転移を起こさない圧電材料です。圧力感度は石英の200℃前後と比べ、GaPO4結晶素子は通常500~600℃までの範囲で使用できます。

PiezocrystはGaPO4の育成に妥協はしておりません。
光学走査を用いて結晶内部の欠陥を検査し、また感知力を高めるために、狭角度公差の下で、機械的に処理されます。
これらの検知方法によって、素子の角度やエッジ品質を高め、許容誤差を限りなく低く抑えた最高品質のGaPO4結晶をご提供しております。

Piezocryst社製GaPO4結晶素子並びにセンサーは高い信号品質と低いシリアル分散をもたらし、製品寿命の延長に大きく貢献します。

圧力センサ

ガスタービンやエンジンなど極めて温度耐久性が必要な環境で用いる温度センサーの材料
としてGaPO4は利用及び研究が検討されております。
高融点金属合金、貴金属、サファイア元素及びGaPO4から作られた検出素子のみで構成した燃焼圧センサを開発し、ケーブル仕様はニッケル合金、導体にはセラミック粉末を埋め込むことによって、最大700℃まで動作温度のセンサー製品を製造しております。 Piezocryst製圧力センサはメーカーサイトから製品をご検討ください。

GaPO4結晶性データ

結晶構造 三方晶系
結晶点群 32(D₃)
結晶格子定数 a=4.901Å
c=11.048Å
結晶育成法 水熱法
モル質量 164.69g/mol
外観 無色透明
キュリー温度 930~970℃
密度 3.57g/cm³
水への溶解度 不溶
屈折率 1.605
モース硬度 5.5
  • 圧電性、抵抗率、熱膨張、熱伝導など

圧電・熱性・物理特性

圧電係数

25℃ 500℃ 700℃ 950℃
d₁₁a,b
(pC/N)
4.5 4.5 4.5 4.1
d₁₄a
(pC/N)
1.9 1.6 1.4 1.0

熱膨張係数(atT₀=25℃, -253℃

αii(T₀)
10⁻⁶K⁻¹
αii(Tα)
10⁻⁹K⁻²
αii(Tα)
10⁻¹²K⁻₃
αii(Tα)
10⁻¹⁵K⁻⁴
α₁₁ 12.78 10.6 -16.1 12.3
α₃₃ 3.69 5.0 -5.4 3.6

熱伝導率

50℃ 70℃ 100℃ 130℃ 150℃ 180℃ 200℃
λ₁₁
Wm⁻¹K⁻¹
4.21 3.96 3.68 3.28 3.07 2.85 2.71
λ₃₃
Wm⁻¹K⁻¹
6.66 6.14 5.66 5.00 4.78 4.27 4.02

GaPO4結晶御見積参考仕様

面方位 直径 厚さ ウェハー表面
  • y-cut(100)

  • z-cut(001)

  • x-cut(110)

  • π-cut(012)
  • 5x5mm
  • 10x10mm
  • 12x12mm
  • φ3~φ20mm
  • 0.30~20mm
  • Sawed
  • サイズはカスタム可能です。
  • 公差は±0.1mmが標準。
  • エッチング、アニーリング処理などは指定がない限り不問です。
  • メーカー先で研磨ができません。お客様自身又は外注研磨依頼となります。

御見積方法:

ご要望に応じたサイズ、面方位でご提供可能です。
数量によって価格が変動いたします。
GaPO4素子センサーも取り扱っております。

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