Titanium dioxide(酸化チタン)>

TiO2結晶(ルチル)

TiO2は結晶構造の状態から3つに分けることができます。

  • ルチル型
  • アナターゼ型
  • ブルッカイト型
  • 特性:

    光触媒=アナターゼ型TiO2。
    光学系=ルチル型TiO2。
    ブルッカイト型は光触媒に対して、二つの型と比べて可視光への反応が高い点があります。 しかしながら、現在製造方法が定着していないブルッカイト型結晶の販売はありません。 弊社取り扱いTiO2はルチル型とアナターゼ型の結晶です。粉末タイプもございます。

    光触媒の原理:

    TiO2に光(380nm以下、最近では可視光領域の600nmまで反応させることも)を充てることによって、 脱臭、抗菌、浄水、空気洗浄など環境浄化作用が働きます。 TiO2は半導体なので、外部から光エネルギー(主に紫外線)を受けると、電子が飛び出します。 そして、強い酸化力が生まれ、近くにある有機物から電子を奪い、細菌など有害物質をCO2やH2Oに分解させることができます。
    参考:株式会社光触媒研究所

    ルチル型:

    融点と沸点
    TiO2を焼成すると650~750℃でアナターゼ型に、その温度以上でルチル型になります。 高温ではルチル型に変移するため、アナターゼ型において沸点と融点がありません。
    屈折率2.5を超える高屈折素材として、テラヘルツ領域においても高屈折率を持ち、色素増感型素子などの応用、偏光プリズムなど、低屈折材料へTiO2を成膜することにより、屈折率を高め、光学フィルターなどにも使われます。

    生産:


    TiO2単結晶は商業的に生産することはありません。
    天然TiO2結晶原石を希望面方位に加工し、整形します。
    現在これらを行っているメーカーはドイツSurfacenet社のみです。
    サイズはφ30mm以内において、自由にサイズ加工いたします。 テラヘルツ研究にご関心ございましたら、ぜひお問合せください。

    結晶特性

    結晶構造 正方晶
    育成法 火炎溶融法
    結晶成長方位 (001),(110)
    面方位(提供時) (100),(001),(110)
    透明または淡い黄色
    密度 0.20 cal/gK 4.26g/cm³
    モース硬度 7
    熱膨張係数 C軸平行時:9.943x10⁻⁶℃
    C軸垂直時:7.14x10⁻⁶ /℃
    誘電率 C軸平行時:190
    C軸垂直時:85
    比抵抗 >10¹³W/cm
    透過波長 0.42~6um
    屈折率 常光線 nd=2.613
    異常光線nd=2.909
    複屈折率 (nc-no) = 0.296
    • Surfacenet(ドイツ)

    御見積方法


    ページ最下部のお問合せフォームより、
    サイズ、面方位、数量をお知らせください。
    サイズに規格品はありません。10x10xT0.1mm等自由に設定できます。 ご不明な場合はお問合せください。

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