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Gadolinium Orthosilicate(ガドリニウム・オルトケイ酸塩)>
GSOシンチレータ-Gd2SiO5
原子番号 58
2000年頃より次世代シンチレータとして、主にガンマ線検出器や地質調査に用いられる。 日本国内では日立化成工業㈱、オキサイド㈱へと生産場所を移し今日に至る。異なるCe濃度で減衰時間や蛍光出力を変えることができる。
弊社は英国製GSO結晶を取り扱っております。
メリット
- 原子番号がNaIの50より大きい
- 150℃まで良好なエネルギー分解能
- ガンマ線など放射線吸収/耐久性に優れる
- 固有の放射性がない
- 非吸湿性
デメリット
- Ce濃度によって減衰時間と蛍光出力が変動する。
- 発光まで遅い。
- (100)面にへき開がある。
- 製造者、生産量も少ない。BGO,LYSOと比べると高価格。
用途:
PET(放射断層撮影装置)
地質・石油調査装置に対するガンマ線検出器
結晶特性データ
密度 | 6.7g/cm³ |
---|---|
最大発光波長 | 430-450nm |
放射長 | 1.38cm |
減衰時間 | 30-60ns |
屈折率 | 1.85 |
蛍光出力(NaI:100%) | 20% |
エネルギー分解能 | 8~10% |
耐放射性 | >10⁶Gy |
融点 | 1900℃ |
熱膨張係数 | 4~12x10⁻⁶K |
モース硬度 | 5.7 |
潮解性 | 無し |
- 参考Advatech-UK
- 数値はすべて参考です。保証するものではありません。
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