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Cerium Fluoride(フッ化セリウム)>
CeF3シンチレータ結晶
原子番号 不明(おそらく57~71)
フッ化物シンチレータのひとつ。シンチレータ結晶の中で比較的新しく、1990年頃から研究されている無機シンチレーションです。 応用分野はPET,医療向け高エネルギー検出器など。
密度が高く、放射長が短い特徴があります。
また、屈折率が一般的なガラス(1.5)と近いため、フォトマルなどの読み出しが楽な部分があります。
代表格のNaIやCsIと比べて潮解性がないシンチレータなので、湿気を気にする空間においてメリットがあります。 参考元:電磁シャワー検出器への実用化に向けたCaF3結晶の基本性能の研究(平成13年) 山形大学 千葉竜一氏
生産国:
英国・チェコ・中国
結晶特性データ
密度 | 6.16g/cm³ |
---|---|
融点 | 1443℃ |
屈折率 | 1.62 |
放射長 | 1.68~1.7cm |
発光波長(ピーク) | fast=300nm slow=340nm |
発光時間(減衰時間) | fast=5~8ns slow=30ns |
発光量(NaI=100%) | 4~8.6 |
励起波長 | 295nm |
モリエル半径 | >2.8cm |
潮解性 | 不溶 |
ヤング率 | 1.1x10¹²dyn/cm² |
熱膨張係数 | 1.3x10⁻⁵ |
- 参考Advatech-UK
- 数値はすべて参考です。保証するものではありません。
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