BK7

BK7は可視光及び近赤外の光学レンズ、ミラー、プリズム、波長板などに広く使われる汎用材料です。
ガラスメーカーによっては型番の違いにより、異なる名称がいくつかありますが、光学特性や物理特性といった特性は基本的にすべて同一です。
ちなみにBK7と言えば、一般的にはSCHOTT社製N-BK7を指します。

企業別BK7型番表

社名 HOYA SCHOTT OHARA HIKARI(Nicon) CDGM
BK7型番 BSC7 N-BK7 S-BSL7 J-BK7 H-K9L

・透過範囲:330~2100nm
・熱膨張係数:7.5x10⁻⁶/K
・密度:2.52g/cm³

BK7にご関心がある方、これから使用される方、すでにBK7をお使いになられているユーザー様へ

弊社は商社として、お客様のコストを下げる工夫を第一に考えております。
上記にある光学ガラスメーカーで最適なメーカーはユーザー様の環境や条件で変わります。
いずれのメーカーも大手光学ガラスメーカーで問題は全くございません。

差をつけるとすれば、価格が一番有効で分かり易いと思います。

現在、自社製品でBK7の性能を維持しつつ、コスト削減をお求めの方は、CDGM社製HK9Lを薦めております。
価格を抑えることを念頭に置いているお客様はH-K9Lをご検討ください。
性能は他社BK7製品同じ高い品質でありながら、価格は20~30%ほど削減の可能性があります。

CDGM社H-K9Lガラス特性表と会社説明)
・H-K9L.pdf(英語)
・CDGM 光学ガラス及び会社説明(日本語)

おそらく中国という点において、やはり品質面が気になるのが購買する側のお気持ちがあるかと思います。
しかしながら、BK7と同一であるH-K9Lの流通はすでに世界中に流れており、中国に留まらず、すでにドイツなど欧州や米国、日本にも浸透しております。

中国の光学部品はまだまだ低価格で大量生産を得意としております。
レンズ、プリズム、ミラー、フィルターなど外部調達によるOEMをお考えがあれば、
是非H-K9Lガラスをご検討ください。