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Potassium Titanyl Phosphate(チタンリン酸カリウム)>

KTP非線形結晶-KTiOPO4

KTP結晶はもっともポピュラーな非線形結晶の一つです。
広範囲にIRレーザーの周波数逓倍(SHG)で使用されています。
1064nmのSHG変換効率は最高で約80%という記録もあるそうです。

高非線形光学係数、高い電気光学係数、低誘電率、高熱伝導率など多くの優れた特性を持ち、KTP結晶は水分を含まず、潮解性は皆無で機械的にも安定しております。

用途:

・ネオジウムをドープさせたNd:KTPはSHGによって 赤・緑光波長生成を可能します。
・Ndレーザーとダイオードレーザーの周波数混合(SFM)によって青色光発生させます。
・OPG,OPA,OPOなどパラメトリックソースによって、
 0.6um~4.5umの出力チューニングも可能。
・EO変調器、光スイッチ、指向性カプラなども用いられます。
・統合したNLOとEOデバイス向け光導波路へのデバイス光学用にPPKTPなどございます。
物理的/光学的特性
化学式 KTP(KTiPO4)
結晶構造 斜方晶系
結晶格子 a=12.814Å
b=6.404Å
c=10.616Å
光学的対称性
(結晶軸)
2Vz= 37.4°at 0.5461um
正二軸(X,Y,Z(nz>ny>nx)
密度 2.945/cm³
モース硬度 5
融点 約1172℃
波長透過範囲 350~4500nm
SHG位相整合範囲
(TypeⅡ)
497~1800nm
セルマイヤー方程式 nx²=3,0067+0,0395/(λ²-0,04251)-0,01247 λ²;
ny²=3,0319+0,04152/(λ²-0,04586)-0,01337λ²;
nz²=3,3134+0,05694/(λ²-0,05941)-0,016713λ²;
屈折率
(1064nm)
nx=1,7404
ny=1,7479
nz=1,8296
吸収係数
(タイプⅡSHG/-NdYAG/1064nm)
室温:24℃
スペクトル許容範囲:0.56nm-cm
角度許容範囲:14.2mrad-cm(φ)
       55.3mrad-cm(q)
ウォークオフ:0.55°
熱膨張係数
(10⁻⁶/℃)
┴19.0
║ 44
損傷閾値
(1064nm/1ns)
c.19GW/cm²
  • 項目はすべて保証値ではありません。目安としてご参考ください。

御見積方法
最大径:φ12mm/長さ:25mm
入力・出力波長、サイズ・位相整合角度、数量をご提示ください。
ご不明な場合、出力波長、入力レーザーの仕様や環境温度をご提示ください。
最適なサイズ・位相整合角度とコーティングで御見積いたします。

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