ナノサイズダイヤモンド-精細研磨材

ナノダイヤモンド精細研磨材

 


ナノダイヤモンドTEM画像とPSDレポート


製品の特徴
・基本粒は5~20nmの球状に近いダイヤモンドの結晶粒状態です。
・ダイヤモンドの高い硬度と耐摩耗性があります。
・高い比表面積と多穴構造。
・高い熱安定性と優れた熱伝導性。
・メーカーの表面変性処理により、水性、油性でも良好な安定分散性能があります。
・超高純度ダイヤモンド。各種の金属コンタミ異物総量をppmレベルに抑えおり、常に安定しています。
・ニーズに応じて表面変性処理を行うことで、表面の精度をコントロールも可能です。

製品シリーズ
・粉末(黒色と灰色):水性/油性向け
・スラリー液(黒色と灰色):水性/油性向け


仕様

型番 UD30 UD50 UD80 UD100 UD120 UD150
mv(nm) 25~35 45~55 75~85 90~110 110~130 140~160
水性
油性 - -
水性/油性粉末 - -
型番 UD200 UD300 UD500 UD800
mv(nm) 180~220 280~320 450~550 750~850
水性
油性
水性/油性粉末

注:表には一般粒度を表記しています。粒度はカスタマイズ可能です。

応用分野
・超精細研磨:研磨後の表面粗さがオングストロームに達し、スクラッチが発生しません。研磨仕上げが厳しく要求される分野に対応可能。
・潤滑と摩擦減少:グリス添加剤に用いられ、滑り摩擦を動摩擦に転換し、摩擦係数を低減し、摩擦性能を大幅に改善し寿命を延長させます。
・各ワークにメッキや塗布されることにより、ワーク表面の耐研磨性、耐食性、耐衝撃性及び表面硬度を高められます。
・ゴムとプラスチックの添加剤として、耐研磨性、耐穿刺性、引張性を著しく向上させると共に寿命劣化を軽減できます。
・高純度のナノダイヤモンドは生物の拒絶反応を引き起こしません。そして大きな比表面積と強い吸着性があるので、医療、生物、化粧品などの分野において幅広く応用可能です。